宮崎日日新聞に執筆しました。
この記事は、宮崎県庁「医療薬務課」の依頼により執筆しました。
ストレス解消は、自律神経が大きく関わっていることは周知の事実です。
自律神経を安定させるための一方法として、ぜひご一読ください。
宮日・執筆(1)
ストレレス解消のツボ
※ストレスの解消には個人差があります。
宮崎日日新聞「元気のススメ」への4連載
宮崎日日新聞より
※ 朗読:コンピュータのピーコ
ストレス解消のツボ
執筆 高野義道
初夏のある日のハイキング中、突然「クマ」が現れました。
心臓は高鳴り、あなたはすぐさまその場から逃げ出しそうとします。
この時、体内では呼吸や鼓動が速くなる血圧も上昇します。
そうする事で必要な酸素やエネルギーを隅々に送り込む逃げ出せるのです。
この反応は自律神経などによって自然で正常な活動であり、不可欠なのです。
ストレスとは?
ストレス源から逃げられず、苦痛を感じる状態を指します。
この状態は持ち続けるである程度自律神経などに悪影響を及ぼす体調不良や病気の原因となります。
急ぎ過ぎの現代、仕事も例外ではなくて「量が多い急いで仕事」を簡単にに逃げられません。
解消方法は、
ストレス源から「逃げる」ことです。
無理ならば体内環境を逃げたときの状態、すなわち自律神経などのバランを正常に 近づけるのです。
方法として「ツボ刺激 」があります。
「疲れたな?」と感じたら、外関(がいかん)というツボを刺激します。
外関は手首のしわの中央(甲側)からひじに向かう指三本分上がった所にあります。
まず、外に指先を当てて大きく息を吸います。
次を外に軽く押さえて息を全部吐き出し、押さえるのをやめます。
これを十回繰り返しましょう。
これだけで、全身の緊張が少し取れます。
両方で片方でも構いません。
次は、
阿是穴(あぜけつ)というツボを使います。
このツボは「あ~そこ!」という意味のツボで、ご自分の痛い場所を押さえて気持ちの良い所にあまりあります。
外関と同じ要領で呼吸に合わせて軽く押さえましょう。
雨の休日にパーナーとお互いに行為と効果はより上がります。
ツボ刺激、呼吸法、休日、雨は「癒やす」のに最適なのです。
東洋医学に関する問い合わせは、
国家免許を有する、かかりつけの鍼灸(しんきゅう)師、マッサージ指圧師まで。
(県鍼灸マッサージ師会法制部長・高野義道)