最新「エコー鍼灸」の紹介
超音波エコーガイド下・筋膜リリース鍼灸 鍼灸専門院として提供中
コースは、
- しっかりエコー鍼灸スタンダード
- しっかり鍼灸+しっかりエコー鍼灸ハイグレード【HG】
をご用意しました。
※ 筋膜は、「筋膜、腱、靭帯、皮膚、皮下組織、脂肪体、腹膜、髄膜、骨膜」等の、結合組織(ファシア)の一部です。
エコー鍼灸の特徴
エコー鍼灸とは?
鍼灸に超音波エコーを使用し「筋膜リリース」や「ファシアリリース」を目指して問題を解決させるという最新の施術方法です。
超音波エコーとは?
超音波という音波を体内に送り反射してきた音波をデジタル処理して画像化する装置のことです。
心臓の検査や、妊娠中の胎児の検査などに使われることで有名です。
また、音を体の中に送り込むだけであり、 胎児に対しても使える道具なので、なんの害もなく安全です。
最近では「筋・筋膜」や「神経」それに「血管」などのやわらかい組織の状態を観るために使用したり、画像を観ながら体内の治療をしたりと、運動器といわれる組織にまで応用範囲が広がっています。
どうして鍼灸にエコー使うの?
それは、 施術の「クオリティー」を高めるためです。
クオリティー・アップの理由
1.針先
鍼を刺入中に、「針先」がどこにあるのかを確認できるので、狙った場所に的確に鍼施術ができるようになりました。
2.原因部位の特定
痛みの出る動作で筋肉を特定したのちに、エコーを用いて、筋肉・筋膜を観察すると、筋肉と筋肉の境目や、神経と周囲組織の境目との滑走性の状態がわかるので、原因部位を特定しやすくなりました。
3.確実性
痛みの出る動作で筋肉を特定したのちに、エコーを用いて、筋肉・筋膜を観察し、ファシアという組織が重なっている部分(以下、重積という)があるようなら直接エコーガイド下に鍼を打つことができます。
なお、重積がなくても原因筋や筋膜がわかっていれば、それにエコーガイド下にピンポイントに鍼を打つことができます。
4.エラストグラフィー
エラストグラフィーという組織の硬さがわかる高度な機能により、「筋肉のどこが特に硬いのか」が目でも確認できるようになりました。
もちろん従来通りの、「術者の指の感覚」と併せることで、精度はより上がります。
5.神経ファシア
痛みの原因が「神経の周囲のファシアの重積」にある場合は、これまでの施術ではその部位に経験値で当てる感じでしたが、エコーを導入することで神経周囲の滑走性とファシア重積の確認が同時にでき、確実に鍼を当てることもできるようになりました。
また、神経周囲に鍼を刺入する際、神経を避けて打つことが確実にできるようになるなど、クオリティーが向上しております。
6.血管ファシア
痛みの原因が「血管周囲のファシアの重積」にある場合。これまでは、血管の周囲に痛みの原因があろうという概念があまりなかったのですが、エコーの臨床研究の専門家の最新知見から「血管周囲 のファシアが原因で痛みがでる場合がある」と教えていただきました。
それを基にエコーで観察すると血管の周囲にファシアが重積しそれが元で痛みが出ている場合があることがわかりました。
この血管ファシアの重積に対する施術もエコーがなければできない施術です。
また、血管周囲に鍼を打つわけですから、血管を避けて安全に打つこともエコー導入で可能になるなど、ここでもクオリティーが上がりました。
7.所属学会
- 一般社団法人 日本整形内科学研究会
(医師、鍼灸師、理学療法士等による研究会) - 一般社団法人 日本超音波鍼灸協会(JAU)
(鍼灸師による研究会)
私どもとしては、これらの会で研究されている最新の医療知識や刺鍼技術を勉強させていただき、当院における鍼灸施術に即座に導入し、クオリティーをさらに上昇させることを目指しています。
当院は、エコーを導入しているからこそ、最新理論の臨床応用を即座に実施できるのです。
「安全性」も高まります
エコーを使うと、肺や内臓、血管や神経も見えるので、それらを避けて安全に施術をすることができます。
また、ドプラという機能を用いれば、血流量の多い少ないがわかり、鍼灸施術の幅がさらに広がります。
このように、鍼灸施術の安全性を高めることも、極めて重要だといえるのではないでしょうか。
まとめ
このように、最新の、学問、技術を惜しみなく導入するコースが、このエコー鍼灸コースです。
なかなか良くならない痛みや、ほとんど良くなっているのに、あとほんの少しだけ痛みが残っているというような症状など、神経周囲ファシア重積や、血管周囲ファシア重積にアプローチすることで問題が解決する可能性もあります。
ぜひ、最新の施術を受けて頂ければと存じます。
※ エコー鍼灸コースで使用する針 は 世界最新にして 日本でしか開発できない 最高レベルの研磨技術で製造された 針先の丸い 最高級の 使い捨て針 を使用します。従来の針もほとんど痛くないのですが、この最高級の針は本当に痛みを感じにくくかなりすごい針です。エコー鍼灸では標準使用しますので、針の材料費もコース施術料に含まれています。
エコー鍼灸コースで使用する超音波エコー
Canon キヤノンメディカルシステムズ
(旧:TOSHIBA MEDICAL社)
2017年製造モデルの Xario 100 Platinum Seriesを使用して鍼施術をします。
※ 超音波エコー装置は、鍼施術をするための道具としてのみ使用します。
※医師法17条により診断行為(医行為)は禁止されています。